【初心者向け】サウナの作法と入り方
皆さんは本当のサウナの入り方を知らない。
今サウナブームと言われてはおりますが、まだまだサウナの入り方を知らない人が私のまわりにたくさんいます。
本当のサウナの入り方、それが理解できた瞬間…
サウナの概念が変わります。
サウナの入り方
結論から言います。
どうやってサウナに入ったらいいのか。基本の入り方は以下です。
- サウナ8分~12分
- 水風呂1分
- 休憩10分~15分
これを3回繰り返します。
長いですか?いえいえ、これが快楽への道筋です。
順を追って見ていきましょう。
- サウナに入る前には必ずマナーとして、身を清めましょう。つまり、身体をよく洗って、そのあとよく拭いてください。身体が濡れたままだと、汗が出にくくなる為です。
- サウナに入る前に水分補給を必ずしてください。サウナでは思っているより大量の水分が失われます。いざ、サウナへ…
- サウナ室の温度が90℃で三段ベンチであれば、上段が90℃、中段80℃、下段70℃となります。その日の気分や体調で座る位置を決めましょう。12分計を確認したところで、さぁ身も心もリラックス。
- 入浴時間は8分~12分が最適と言われていますが、発汗の仕方は個人差があるので、無理のないよう自分に合った入り方にしてくださいね。
- サウナから出たら、お次は水風呂です。入る前には必ずかけ湯をして汗を流してください。かけ湯をしないのはマナー違反中のマナー違反です!
- 一般的に水風呂の温度は17℃くらいに設定されています。心臓に遠い手や足の先から徐々に水をかけ、ゆっくりと水風呂に浸かってください。
- 冷たくてびっくりすると思いますが、5秒我慢してみてください。熱せられた身体と水の間にぬるい温度の膜ができ、冷たさを感じなくなるはずです。これがサウナ用語で「天使の羽衣」と言います。ただこの羽衣は繊細で動いたりするとすぐ剥がれてそこから冷たい水が浸入してきます。ただ、それを受け入れるのもまた良し。
- 30秒~1分くらいを目安に水風呂に入ってください。水風呂では時計が無い事が多いので、数を数えて入ると良いです。
- 水風呂からでたら、次は休憩です。できれば、外気浴が理想です。よく身体の水を拭き取り、外に椅子があれば、ゆっくりと腰掛けてリラックスしてください。
基本的にはこれを3セット繰り返します。このことを「温冷交代浴」と言います。
サウナの一番の醍醐味(ととのう、とは)
よくサウナに入ったら「ととのう」という言葉が出てきますが、その状態は休憩(外気浴)時に現れます。
これは、サウナで熱せられると血管が広がり、水風呂では冷たさで血管が縮まり、まさにポンプのように血管が収縮し毛細血管まで血液を押し出す形になります。
脳にまで大量の酸素が行き渡り、快感ホルモンを分泌…
これによって「ととのう」(所説あり)。
ととのっている状態はつまりは「ディープリラックス状態」にあると言えるでしょう。
私の場合は椅子に身体が沈み込んでいくような感覚になり、全身がじんわりと温かく、
とてつもなく気持ちいいのですが、脳は冴えている、という不思議な感覚になります。
最初私は、「何これ、やばい…やばい…‼」と、空に落ちていく感覚になりました。
冗談ではございやせん。
ただ、その境地まで行くには実際には何回か通い、自分なりの入り方を見つける必要があると思います。
他にも心臓機能亢進や血管強化、美肌効果、肩こり改善、冷え性改善、肉体疲労回復、ストレス解消、睡眠改善、鬱改善、と良いこと尽くしです。
まずは騙されたと思ってサウナに行ってみてください!
いかがでしょうか?
サウナに行きたくなりませんか?
私は抜け出せなくなってしまい、サウナの事をもっと知りたくなり、見事に沼ってしまい、「サウナ・スパ健康アドバイザー」の資格を取得するまでとなりました。
あと、サウナのことについて詳しく知りたい方は漫画「サ道」がおすすめです。
ドラマ化もされていますね。
良いサウナライフを!
…おっと、松明の火が消えそうだ、そろそろ戻るとしよう。